ハワイのマウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」で "Search for Cold Disk
beyond 50 AU from the Sun" というプロポーザルの観測を行ってきました。
![]() ハワイ島に到着するとヒロにあるすばるハワイ観測所で手続きを行います。写真はハワイ観測所のロビー受付です。 ![]() すばるの観測者は滞在中、このようなネームプレートを着用しなければなりません。ハレポハクのビジターセンターのおみやげもの売場ですばる観測者だと言うとディスカウントしてくれます。 ![]() マウナケア中腹の3000m地点にあるハレポハク中間宿泊施設。ヒロのハワイ観測所から車で約1時間で到着します。山頂に登る前日に1泊して高地順応させなくてはなりません。また、観測後もここまで降りて宿泊します。 ![]() ハレポハクはマウナケア山頂にある望遠鏡を運用する各国の共同出資で運営されています。ロビーには共同運営している各国の国旗が掲げられていました。一番右はハワイ州の州旗です。 ![]() ハレポハクの食堂です。食事時間以外でも自由に飲物や軽食が採れるようになっています。アイスクリームが食べ放題なのもうれしいです。その他、ゆったりしたリビングやビリヤード台、乾燥機付きの全自動洗濯機もあって快適に過ごすことができました。 ![]() 宿泊室は本館とは別棟になっていて渡り廊下でつながっています。このような宿泊棟が4棟ほどありました。 ![]() いよいよハレポハクからすばる専用の 4WD 車で山頂に登ります。ハレポハクに並んだ 4WD 車にはそれぞれの観測所のロゴが入っていました。約30分のドライブで4200mのすばるにたどり着きます。 ![]() ハレポハクから上は山頂付近を除いて未舗装です。これは山頂までの道を登りにくくして観光客を減らすための配慮です。この未舗装道路をつっ走るので、乗り心地は最悪です。前を行く車の砂ぼこりが見えます。 ![]() やがて山頂のドーム群が見えてきます。右からケックの二つのドーム、すばるのドーム、そして CSO の電波望遠鏡 ( 電波望遠鏡なのにドームがある ) ![]() 観測棟の入口から見たすばるのドームです。観測は望遠鏡に影響を与えないよう、別棟の観測棟から行います。望遠鏡は別に許可を得ないと観測者でも自由に見ることはできません。 ![]() すばる望遠鏡本体。あまりに大きすぎて超広角レンズでなければ全体が写りません。写っているのは望遠鏡の筒の下部のみです。ぶら下がっているのはカセグレイン焦点に付いている IRCS です。 ![]() 微光天体分光撮像装置 FOCAS ( Faint Object Camera and Spectrograph )。可視光での撮像と分光を行う CCD カメラでカセグレイン焦点に付きます。 ![]() 近赤外線分光撮像装置 IRCS ( Infrared Camera and Spectrograph )。1ミクロンから4.7ミクロンまでの撮像と、1ミクロンから2.4ミクロンまでの分光を行うカメラです。カセグレイン焦点に付きます。 ![]() コロナグラフ撮像装置 CIAO ( Coronagraphic Imager with Adaptive Optics )。中心の星をディスクで隠して、すぐ近くにある暗い星を撮像するカメラで、カセグレイン焦点に付きます。 太陽系外惑星の観測に用いますが、小惑星を隠して近くにある小惑星の衛星を探す目的にも利用したいと考えています。 ![]() 観測棟内のすばる望遠鏡のコントロールルーム。望遠鏡コントロール用、観測機器コント ロール用の二組みのコンソール群があります。写真は観測機器コント ロール用の前でサポートアストロノーマ、オペレータと共に取得したデータについて議論し ている様子です。 ![]() 直焦点カメラ Suprime-Cam の画像 ( 全体 )。この CCD カメラは 8K CCD を10枚並べたモザイクカメラです。写野は約 30' で世界の 10〜8m クラスの望遠鏡の中では圧倒的な広さをカバーするものです。 明るさの違いを色で示した画像ですが、左上の CCD チップだけが、他と比べて感度が落ちているのがわかります。とても高価でデリケートなラージサイズ CCD チップを10枚同じものを揃えることは容易ではないのです。 ![]() 直焦点カメラ Suprime-Cam の画像 ( 部分 )。8分積分の間に移動しているメインベルト小惑星です( 赤矢印 )。未発見の小惑星です。 |