b 観測用チャート
・Finder Chart for Asteroids ASTFINDER
小惑星を中心としたチャートが得られます。チャートには小惑星の位置と移動方向、移動量が表示されるので冷却CCDカメラの画像を確認するのに便利です。ただし、星のプロットサイズが小さい上に常に20等近くまでプロットされるため若干チャートが見にくいので、次のチャートと併用すると良いでしょう。
サンプルチャート
・Finding Chart Program
望遠鏡に小惑星を導入したり冷却CCDカメラの画像から小惑星や比較星を確認するのに便利なチャートです。チャートの範囲や限界等級は自由に指定でき、チャートの基になった星表のデータも取得できます。ただし、 操作は上に比べるとちょっと面倒です。
c ライトカーブパラメータ
・Minor Planet Lightcurve Parameters
小惑星のライトカーブパラメータが掲載されています。ちょっと古いデータなのが残念です。データの見方は、登録番号、名前、自転周期、最小アンプリチュード(データがあるもののみ)、最大アンプリチュード、品質番号、掲載論文番号です。
品質番号の意味は以下のとおり
- 4:自転軸がでるような観測(複数の位相からの観測)
- 3:複数の位相からの観測
- 2:単独の位相からの観測
- 1:1周期にもみたないような部分的な観測
※小惑星の移動経路の確認
- 取得したチャートにより、小惑星の移動経路の近くに恒星がないことを確認します。もし恒星と重なると解析が大変なので、重なることが予想される場合はできるだけ観測を避けた方が賢明です。
☆あると良いもの
・オートガイダー
- 望遠鏡にガイドエラーがあると測光精度が落ちたり、限界等級が落ちてしまいます。ライトカーブ観測は長時間同じ小惑星を追尾し続けるため、観測の省力化のためにもオートガイダーがあると大変便利です。
ただし、ガイドエラーで多少星像が流れても測光は可能なので、オートガイダーは必需品ということではありません。